自転車の虫ゴム交換方法 |
そうなんです、パンクじゃない事が割合と多いのでぜひ虫ゴムの交換をやってみてください。
難しくはありません。
これがタイヤから取り出したチューブのバルブ付近です。

分解すると

上から ゴム製のフタ、鉄のフタ(真鍮)、空気弁、チューブを止めるナットの4点です。
まずは、空気を入れる時に外すゴムのフタを取ります。

ちなみにこのフタが無いと空気の抜けるのが早くなるのでとても大切です。
次に鉄のフタを逆時計回しの方向に回して取るとこのような状態になります。

フタを外したら簡単に抜けます。
この様に途中で切れてしまったり、劣化してボロボロになってしまっていたら交換です。

切れてしまった虫ゴムがチューブのバルブの中にこびリ付いている場合があります。
そういう時には爪楊枝などでホジって取り除いてください。
では、バルブに付いた虫ゴムを引き抜いてください。

古く傷んだ虫ゴムなら簡単にとれるはずです。まれに溶けて抜けない事もあります。
次に注意点を2つ
大半のホームセンター、スーパー、百円均一などに置いてある虫ゴムは手で差し込む事ができますが、製造したメーカーによって太さの違いがあり簡単に差し込めない事があります。
その時は食器洗浄用の中性洗剤か乾くのが早いクレ556みたいな潤滑剤を虫ゴムに少量つけると簡単に差し込めます。
潤滑剤は成分にテフロンやシリコンなどコーティング成分が含まれている物は使わないでください。
虫ゴムが滑って抜けてしまうので何も入っていないか確認してからお使いください。
もうひとつは、

左側のように最後まで差し込んでないので空気が入らない、抜けるという事があります。
右側のように必ず最後までしっかりと入れてください。
そして虫ゴムの付いた空気弁をチューブの溝に合わせて差し込みます。

後は鉄フタを時計回しでしっかり締めて、空気を入れれば終了です。
虫ゴムの寿命は1〜3ヶ月です。空気を入れても抜け易かったり、もしくは季節に一度は必ず交換してください、パンクも減りチューブとタイヤの寿命も伸びます。
山田自転車